全日病ニュース

日本准看護師連絡協議会ご支援のお願い

　日本准看護師連絡協議会（准看協）は2015年11月６日に設立されましたが、このたび来る５月19日日本医師会館にて設立第１回定期総会が開催されることになりました。つきましてはお知らせかたがたご支援のお願いを改めて申し上げます。
　皆様もご存知と思いますが、准看協は日本精神科病院協会が設立の音頭を取っていただき、全日本病院協会・日本病院会・日本医療法人協会も賛同し、また日本医師会も同調していただき、めでたく船出をすることができるようになりました。
　設立の趣旨としましては准看護師と准看護師を経て看護師となっている看護職員の資質向上を目指すことにより、職種の安定化を第一義的に考えております。このため既に全国的に数多くの研修会の開催が決定されております。この度の定期総会後も研修会も開催され、多くの参加者が予定されております。このように単なる地位確保だけでなく、学力向上・資質向上に基づき、制度の安定化を図るという合理的な方策をとっていることは評価されるべきであり、またこれらのことにより日本看護協会にも少なからずインパクトを与えたとのことであります。
　そして同時にこれを支援する組織として、准看協支援協議会が立ち上げられました。現在は准看協・日医・日精協・日病・医法協からの代表者からなる委員会で准看協への支援方法等を定期的に協議しており、私は全日病から委員として派遣されております関係上このお願いの文書を作成した次第であります。
　准看協は現在約5,000名の正会員（看護師・准看護師）と約200名足らずの賛助会員（医療機関・都道府県医師会等）で構成されておりますが、会員の主体が個人会員であることもあり、財政的に安定運営に支障をきたしております。まだまだ設立初期の段階でもありますので、会員増加は大いに期待されますが、やはり医療機関等からの強力な支援も必要とされております。
　われわれの民間医療機関は准看護師の存在なくして運営が成り立たないことは明白であります。ぜひ皆様の熱いご支援をいただき、大きく確固たる第一歩を踏み出すことができますように謹んでお願い申し上げます。