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「日本専門医機構(仮称)」の骨格を11月に決定。年度内に発足

「日本専門医機構(仮称)」の骨格を11月に決定。
年度内に発足

【専門医制度を担う第3者機関】
四病協含む5団体で準備委。5委員会の設置と委員長を決定

 

 新たな専門医制度を担う第3者機関として関係者の間で協議されてきた組織の概要が、ほぼ固まった。名称は「日本専門医機構」とすることで合意されている。
 関係者は8月6日に第1回組織委員会を開き、主要5委員会の設置等を決めた。組織委員会に参加したのは、日本医学会、日本医師会、全国医学部長病院長会議、四病院団体協議会、日本専門医制度評価・認定機構の5団体。四病協からは堺常雄日病会長が委員に就いた。
 組織委員会は前日本学術会議議長の金澤一郎氏を委員長に選出。定款委員会、役員選考委員会、総務・広報委員会、財務委員会、総合診療専門医に関する委員会の設置を決めるとともに、各委員会の下で具体的な作業に着手、11月をめどに「日本専門医機構(仮称)」の骨格を決定、今年度中の登記と正式発足を目指す方針を確認した。
 組織委員会は委員長の人選を進め、その結果を8月23日に発表した(別掲)。
 各委員会は、今後、4~5人程度の委員を決める。組織委員会の要請に、四病協は8月21日の総合部会で、財務委員会への委員派遣を決めた。

□日本専門医機構(仮称)の委員会

総務・広報委員長  池田康夫(日本専門医制評価・認定機構理事長)
役員選考委員長   跡見 裕(杏林大学学長)
定款委員長      門田守人(がん研究会有明病院病院長)
財務委員長      小森 貴(日本医師会常任理事)
総合診療専門医に関する委員長  吉村博邦(北里大学名誉教授、全国医学部長・病院長会議顧問)