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規制改革会議 混合診療導入を6月の答申に盛り込む方針

規制改革会議
混合診療導入を6月の答申に盛り込む方針

 

 昨年7月以降、保険診療と保険外診療の併用療養制度をめぐる問題を最優先案件の1つに掲げてきた規制改革会議は、昨年12月20日に「改革の方向性」に関する意見(別掲)を中間的に整理、混合診療の導入を支持する考えをあらためて鮮明にした。
 この方向に沿ってさらに議論を重ね、今年6月の答申までに最終意見をまとめるとしている。
 【改革の方向性】1. 患者が自らの治療に対して納得した上で治療内容を選択できるようにすべきである。その際、患者が自ら判断できるだけの十分な情報を手に入れる(患者と医師との間の「情報の非対称性」を埋める)ための仕組みを併せて導入することとする。
 2. 医師が専門家として最適の治療を選択する裁量権を持てるようにすべきである。その際、医師のモラルハザードを防ぐために、治療内容を客観的にチェックする仕組みを併せて導入することとする。