全日病ニュース

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日本専門医機構 3月設立に向け定款、理事等を決める

日本専門医機構
3月設立に向け定款、理事等を決める

 

 専門医の評価・認定を担う第3者機関の日本専門医機構は、2月13日に組織委員会を開き、定款を承認するなど、3月の設立登記に向けた手順を決めた。
 定款に明記する理事の定数は「20名以上25名以内」とし、設立時は理事22名と監事3名で臨むこと、代表理事には(社)日本専門医制評価・認定機構理事長の池田康夫氏が就くことをそれぞれ承認した。
 設立時の社員は、当初、組織委員会を構成する5団体(日本医学会、日本医師会、全国医学部長病院長会議、四病院団体協議会、日本専門医制度評価・認定機構)のうち、日本専門医制度評価・認定機構を除く4団体を予定していたが、定款がない四病協は「設立時社員となる事はむずかしい」ため設立後に社員として参加する方法をとり、残る3団体を設立時社員として定款に書き込むことを決めた。
 また、設立後には四病協以外にも、公益財団法人医療研修推進財団、公益財団法人医学教育振興財団などの参加を承認。さらに、外科系専門医連絡協議会、内科系専門医連絡協議会なども社員として参加することを可能とすることで合意した。
 日本専門医機構は組織委員会以外にも5委員会で設立準備を進めてきたが、そのうちの総合診療専門医には、神野正博全日病副会長、丸山泉日本プライマリ・ケア連合学会理事長(全日病常任理事)が委員として参加している。