全日病ニュース

全日病ニュース

四病協 「医療の消費税を課税とし、軽減税率を適用すべし」

四病協
「医療の消費税を課税とし、軽減税率を適用すべし」

与党税制協議会のヒアリングで要望

 自民、公明両党からなる与党税制協議会は、7月から8月にかけて、経済団体を対象に消費税への軽減税率導入に関するヒアリングを実施したが、四病院団体協議会は8月29日のヒアリングに招かれ、軽減税率導入に賛成する立場を表明した。
 ヒアリングに出席したのは西澤全日病会長、堺日病会長、伊藤医法協副会長、南日精協常務理事の4人。
 四病協は、「消費税率10%時の軽減税率導入について前向きな検討をお願いする」と軽減税率の導入に賛成する意見を表明した上で、「今後の税率引き上げを考えると、国民負担が増えないようにするために、医療については非課税よりも軽減税率の適用対象とする方が、より社会政策上の配慮という効果が期待できる」と述べ、医療に対する消費税を課税に転換した上で、軽減税率の適用対象とするよう要望した。