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2015年度予算が成立

　2015年度予算案が4月9日の参議院本会議で可決され、成立した。14年度内に成立するめどが立たなかったため4月11日までの暫定予算が3月20日に成立しており、執行年度に食い込んだ成立となった。
　社会保障関係費は29兆4,505億円と、14年度当初予算に比べて3.2%の増加となった。
　そのうち、「医療・介護サービスの提供体制改革」に、地域医療介護総合確保基金1,628億円を含む3,307億円が投入される。また、国保への財政支援強化など「医療・介護保険制度の改革」の財源として3,054億円が計上された。
　予算成立を受け、厚労省は基金の交付要綱等の発出を急ぐとともに、介護分を先行させ、早ければ5月連休明けにも基金額を各都道府県に内示する予定だ。