全日病ニュース

全日病ニュース

疾患別リハの専従要件で「複数非常勤の常勤換算」を要望

【四病協】

疾患別リハの専従要件で「複数非常勤の常勤換算」を要望

 四病院団体協議会は、疾患別リハの施設基準において専従は常勤者に限るとされている運用解釈の見直しを求める要望書を作成、4月2日に、猪口雄二医療保険・診療報酬委員会委員長(全日病副会長)が厚労省保険局長宛に提出した。
 疾患別リハの専従要件は、2006年度改定時の疑義解釈で「雇用形態は問わないが非常勤の者は含まれない」とされたまま今日にいたっている。
 これに対して、四病協の医療保険・診療報酬委員会は、「政府が推進する『女性の活躍推進』や『仕事と家庭の両立支援』等のワークライフバランスを重視した働き方を希望する労働者が増えており、短時間雇用者数は増加傾向にある」ことから、「複数の非常勤従事者の常勤換算を認めるべき」とする見解をまとめ、宮嵜医療課長に面談の上、要望書を手渡したもの。
 同委員会は、これを機に、人員確保の視点から各種の専従要件について見直しの必要の有無の検討を進める方針だ。