全日病ニュース

2017年　謹賀新年

賀正
　医療費の財源は公費、本人負担、事業者、その他となっているが、なかでも自然増が多様不可解である。
　負担の増加は、医療アクセスを阻害する要因であり、特に老人にしわ寄せが大きい。自然増をどのようにとらえ、解析するかが今後の課題である。
常任理事　医療の質向上委員会委員長　 個人情報保護担当委員会委員長医療事故調査等支援担当委員会委員長　飯田修平
　謹賀新年社会・医療情勢が混沌・不確実な今こそ、原理・原則・現実・現場・現物の重視（５ゲン主義）が必要です。
　TQM の医療への展開として、安全管理、事故調査、質評価、データ管理、業務フロー図・特性要因図作成等研修会等を企画します。ご支援をお願いします。
常任理事　医療従事者委員会委員長　井上健一郎
　明けましておめでとうございます。
　医療従事者委員会では皆様のご支援のもとに事務長研修と看護管理者研修を中心に経営的マインドを有する管理者を育成する事業を行ってきました。本年も会員の皆様のお役に立てるような企画を進めることができればと考えております。よろしくお願いします。
常任理事　総務・財務委員会委員長　猪口正孝
　新年明けましておめでとうございます。
　社会保障費の圧縮など今年も病院に厳しい年になりそうです。こうした中、全日病は存在を力強く示すことが求められています。総務は会員を中心に置き正副会長を支えます。よろしくお願いいたします。
常任理事　救急・防災委員会委員長　加納繁照
　明けましておめでとうございます。
　昨年は熊本地震の発生を受け、直ちに災害対策本部を設置しAMAT が出動、支援活動を開始しました。今後は、災害時の病院管理者役割研修等の教育研修の更なる充実を図り、司令塔となる病院のより実効性の高い支援体制の構築に努めていく所存です。
　引き続き皆様の、ご支援・ご協力をお願い申し上げます。
常任理事　学術委員会委員長　川島　周
　学術委員長の川島でございます。皆様あけましておめでとうございます。今年の夏季研修会は７月に広島市で開催されます。また全日本病院協会学会は９月に金沢市で開催されます。多数の方のご参加をお願い申し上げます。
常任理事　高齢者医療介護委員会　木下　毅
　あけましておめでとうございます。地域医療構想の調整会議が始まっています。在宅医療を推進する事を前提にしていますが、少子高齢社会や過疎化が進む中本当に在宅医療が進むか心配しています。慢性期病床の在り方を見直してみたいと思っています。
常任理事　病院機能評価委員会委員長　木村　厚
　新年あけましておめでとうございます。
　日本医療機能評価機構では現在の評価項目や解説集の更なる改訂作業を行っており、当委員会も協力しております。特に中小病院の機能を適正に評価できるように、受審し易くなるような努力をしております。
常任理事　広報委員会委員長　高橋　肇
　広報委員会の主な役割は全日病ニュースの発行と全日病ホームページの管理です。前者は昨年４月に大幅な刷新をしたところですが、今後も会員の皆様には迅速で、よりわかりやすい情報をお届けできればと考えています。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
常任理事　土屋繁之
　新年おめでとうございます。
　今年３月までに地域医療構想も全国的に取りまとめが終わります。そして病院入院・施設入所から一気に在宅療養が促進されることになりそうです。私ども中小病院が地域医療を守るため力を注いできたものが壊されるような印象があります。政治がこの方針が失敗であることに気付いたとき、私どもはどれほど余力を残しているでしょうか。今こそ全日病をあげて頑張りましょう！今年も尚一層のご指導のほどなにとぞ宜しくお願い申し上げます。
常任理事　病院のあり方委員会委員長　徳田禎久
　明けましておめでとうございます。
　近年、国の方針に追従せざるを得ない状況が続いております。全日病として、次の大きなテーマを考える時期に来ているように思います。他の委員会とも意識を共有して活動する所存です。今年も宜しくお願い申し上げます。
常任理事　永井庸次
　明けましておめでとうございます。
　地域医療構想・地域包括ケアシステムと医療事故調査制度や新医師専門医制度の構築等、医療経営にとり厳しい年になると思います。このような年こそ、質重視の医療経営が重要と思います。本年もよろしくお願いいたします。
常任理事　医業経営・税制委員会委員長若手経営者育成事業委員会委員長　中村康彦
　明けましておめでとうございます。
　病院機能再編に向けた動きもさらに活発になり、新たな経営スタイルを模索しているところであると思います。本年は、マネジメント力を高める人材育成を強く推進する年にしたいと思います。本年も宜しくお願い申し上げます。
常任理事　人間ドック委員会委員長　西　昂
謹賀新年人間ドック指定事業は、日帰り476施設、一泊25施設となりました。人間ドック委員会では、本年も引き続き会員病院の予防医学の向上に向けて特定健診・特定保健指導、人間ドックに関する各種研修会の開催など有益な事業展開を行っていく所存です。
　本年も宜しくお願い申し上げます。
常任理事　濱砂重仁
　謹賀新年今年の診療報酬の天気予報は、秋から年金、国債等、負の嵐が来そうだ。イソップ物語のように、マントをはがされないよう頑張るつもりだが、自らぬぎたい気持ちにさせてくれる太陽のような政策があれば…叶えられそうもない初夢にはっと気がつく。
　今年も宜しくお願い致します。
常任理事　平山登志夫
　我国には世界に誇れる医療・社会保険制度がある。
　社会保障には施設と言うハードな面とソフトな面としての制度の成立ちを利用する人達とその周辺の人達に其々の役割と責任を理解し納得させる努力が必要である。又、ボランティア育成も急務である。
常任理事　鉾之原大助
　明けましておめでとうございます。
　今年は、地域医療構想策定に向けた調整会議が本格化します。医療従事者の高齢化問題が地方で起こる中、患者を支える医療と介護の連携等の体制整備を図り、全国の病院が地域に根差した医療提供を続けられるよう尽力致します。
常任理事　プライマリ・ケア検討委員会委員長　丸山　泉
　私たちにとって大転換の年です。地域に密着して支えている実績のみが生き残りの力になると信じています。地球を南半球から見るように、住民視点で自院を見つめるとおのずと選択肢が見つかりますが、その道は険しい。力を結集しなくては医療を守ることはできません。
常任理事　山田一隆
　心新たに2017年の佳き元旦をお迎えのことと思います。
　本年は地域医療構想策定による病床の機能分化・連携を進め、地域における医療提供体制を確立する重要な時期となります。昨年の「第58回全日本病院学会in 熊本」で深く討議された事項に基づき、地域医療へ貢献して参りましょう。また、震災からの復興の熊本として頑張って参ります。
常任理事　国際交流委員会委員長　山本　登
　明けましておめでとうございます。
　昨年国際交流委員会では、恒例のハワイ研修に例年通り130名を超えるご参加を戴き、概ねご好評を戴きました。今年度も同様企画にて催行の予定で、多数のご参加をお待ち致しております。　一昨年よりワーキンググループにて訪越・検討を重ねて参りました、技能実習制度を介した海外からの（今回はベトナムの看護師を対象）介護職員の受入れは、法案通過により監理団体としての協会内の事業体制の変更も含め、具体的な諸準備を進めていく事になります。