全日病ニュース

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第4次安倍改造内閣が発足

第4次安倍改造内閣が発足

加藤厚生労働大臣が再任

 10月22日に投開票された第48回衆議院選挙を受けて、第4次安倍改造内閣が11月1日に発足し、すべての閣僚が再任された。
 加藤勝信厚生労働大臣は2日の閣議後会見で、再任に当たっての見解を示した。加藤大臣は、引続き厚生労働行政や働き方改革を担当することになったことを紹介し、「総理からは生産性革命と人づくり革命を断行するため、全世代型社会保障制度の構築、介護人材のさらなる処遇改善、保育の受け皿整備の前倒しなどの指示をいただいた。
 働き方改革の断行や受動喫煙対策の徹底なども含めて、さまざまな課題に全力で取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
 また、「質の高い介護人材を確保するため、他の産業との賃金格差をなくすという目標のもとに、さらなる処遇改善を進める。限られた財源の中でより有効な形での処遇の改善、それを通じて最終的には質の高い介護サービスが提供されて介護離職ゼロが実現できるように、いろいろと知恵を絞っていきたい」と述べた。
 今回の選挙で、全日病の安藤高夫副会長が東京・比例区で初当選を果たしたほか、元厚労省医系技官の國光文乃氏(茨城6区)が初当選した。
 また、2日には、衆議院の厚生労働委員会の委員が決まり、委員長には元内閣府副大臣の髙鳥修一氏(自民党)が選ばれた。

 

全日病ニュース2017年12月1日号 HTML版