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ホーム全日病ニュース(2018年)第921回/2018年7月15日号日本専門医機構の新理事25人が決定...

日本専門医機構の新理事25人が決定

日本専門医機構の新理事25人が決定

【機構・社員総会】四病協から神野全日病副会長と森日精協副会長

 日本専門医機構は6月29日に社員総会を開き、新任理事25人を決定した。近日中に理事会を開催し、新理事長、新副理事長を互選する。四病院団体協議会推薦の新理事は、従来通り神野正博・全日病副会長と森隆夫・日本精神科病院協会副会長となった。
 これまでの理事長・副理事長は、新たな理事に選出されず、交代が決まった。吉村博邦前理事長を選出した日本医学会連合の推薦は寺本民生氏と南学正臣氏、松原謙二前副理事長を選出した日本医師会の推薦は今村聡氏と羽鳥裕氏、山下英俊前副理事長を選出した全国医学部長病院長会議の推薦は有賀徹氏と寺本明氏となっている。なお、監事には四病協から相澤孝夫・日本病院会会長のほか、松原前副理事長が就任した。
 新理事・監事は以下の通り(敬称略)。
 (日本医学会連合推薦)寺本民生、南学正臣
 (日本医師会推薦)今村聡、羽鳥裕
 (全国医学部長病院会議推薦)有賀徹、寺本明
 (四病院団体協議会推薦)神野正博、森隆夫
 (内科系社員学会推薦)渡辺毅、久住一郎、森井英一
 (外科系社員学会推薦)池田徳彦、市川智彦、大川淳
 (日本医療安全調査機構推薦)木村壯介
 (医療研修推進財団推薦)北村聖
 (学識経験者)井戸敏三、遠藤久夫、花井十伍、邉見公雄、本田浩、向井千秋、兼松隆之、里見進、浅井文和
 (新監事)跡見裕、松原謙二、相澤孝夫

 前理事長、前副理事長が退任挨拶
 吉村前理事長は退任挨拶で、「新専門医制度は機構と学会が連携し、全国統一的な後期研修の仕組みを構築するもの。医師の地域偏在など課題が山積しているが、曲がりなりにも、この4月に新たな仕組みをスタートさせることができた」と述べた。地域偏在に関しては、「新専門医制度だけでは解決できない」とし、国の対策とあわせた今後の取組みに期待を示した。
 松原前副理事長も、「新たな仕組みを始めることができたのが最大の成果」と強調した。
 山下前副理事長は、「学会は大変熱意を持って取り組んでいる。専門医を全国統一のルールで養成することは、日本で初めての取組みで画期的なことだ」と述べた。

 

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