全日病ニュース

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全日病学会を岡山に引き継ぐ

全日病学会を岡山に引き継ぐ

 愛知学会は9月29日の夕刻に、すべてのプログラムを終了し、閉会式が行われた。来年9月開催の岡山学会の佐能量雄学会長に、猪口会長から「学会旗」が手渡された。
 太田学会長は閉会式の挨拶で、「多くの関係者にこの大会を支えてもらい、深く感謝したい。総勢で3千人を超える方々に大会に参加いただいた。愛知大会で得たものを各地の病院の発展に活かしてほしい」と述べた。
 岡山大会は来年9月26・27日に岡山コンベンションセンターなどで開催する。テーマは「令和時代の医療~持続可能へのチャレンジ~」。
 佐能学会長は「人口減少と地方消滅の危機のなか、病院経営は難しい局面にある。時代の変化にたくましく適応し、地域医療に貢献し続ける病院が持続可能となる。キーワードは『モノからコトへ、さらなるイノベーション』。桃太郎の如く力強く、質が高く効率的な医療・介護を提供していくことで、この難局を乗り越えたい」と訴えた。

東京学会の優秀論文を表彰
【最優秀論文】
『身体拘束廃止に対する取り組みとその影響─インシデント・アクシデント発生に及ぼす検討─』
公益財団法人 脳血管研究所附属 美原記念病院
筆頭著者:髙橋陽子氏
【優秀論文】
『徳洲会グループ病院におけるPeerReviewの試み』
医療法人徳洲会 野崎徳洲会病院
筆頭著者:中川秀光氏

 

全日病ニュース2019年10月15日号 HTML版