全日病ニュース

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経営状況緊急調査の最終報告を了承

経営状況緊急調査の最終報告を了承

【四病協・総合部会】病院経営実態調査の実施は見送り

 四病院団体協議会は5月27日に総合部会を開き、5月の連休明けに実施した病院経営状況緊急調査の最終報告を了承したほか、第2次補正予算案の概要について厚生労働省の担当者から説明を受けた。
 緊急調査は、新型コロナウイルス感染拡大による病院経営への影響を見るために実施したもので、全日病、日本病院会、日本医療法人協会の3団体の共同で実施し、5月18日に速報値を発表した(6月1日号既報)。
 最終報告では、新たに東京都の病院の回答を集計した。最終的な有効回答は1,307となった。
 なお、3団体は、2018年度より共同で病院経営実態調査を実施しているが、2020年度は新型コロナウイルスの影響により例年通りの調査を実施することは難しいと判断し、実施を見送ることを決めた。
 そのほか、2021年度の厚労省予算概算要求に向けた要望書を了承した。コロナウイルスの対応が継続することを念頭に要望をまとめている。
 6月に日本専門医機構の理事が任期を迎えることから、現在の神野正博副会長と森隆夫日本精神科病院協会副会長を再度推薦することを決めた。

 

全日病ニュース2020年6月15日号 HTML版