全日病ニュース

第一期生ベトナム人介護技能実習生が技能評価試験合格‼

【外国人材受入事業】実習先病院担当者に国家試験対策の詳細を説明

　昨年10月にベトナムから来日し、医療法人アンリー・デュナン会 深川第一病院（北海道）、医療法人正清会 金剛病院（大阪）、社会医療法人千秋会井野口病院（広島）、特定医療法人杏林会 新生翠病院（熊本）で技能実習中のベトナム人介護技能実習生（以下、実習生）８名は技能評価試験に合格し、技能実習１年目から２年目に移行する予定となった。
　また、ほとんどの実習生は、日本語能力が３級レベルであり、今後は介護福祉士の国家試験合格を目指す。
　この試験対策として、当会外国人材受入事業（担当役員＝山本登常任理事）は、実習生に対する介護福祉士の国家試験対策の詳細及び方法について共通理解を図るため、９月に実習先の病院担当者に対し説明を行った。同事業構成員で日本語教師でもある村上構成員（早稲田大学日本語教育センター非常勤講師）がWEB を活用し集合形式のプレゼンテーションを実施。９月から年末まで計10回（ 週1回1コマ90分）、WEB を活用した介護福祉士国家試験対策の短期集中講義を行う予定であるが、その後は先のプレゼンテーションで共通理解を得られた病院担当者と実習生が自立して二人三脚で勉強を継続し合格を目指す。途中で疑問点や課題等が出てきた場合には個別相談を受け付けるが、あくまで自立学習が出来るようになることが狙い。
　本件に関するお問い合わせは、国際人材交流課（直通電話　03-5283-7442、またはgaikokujinzai@ajha.or.jp）まで。