全日病ニュース

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病院数は8,300施設に減少へ

病院数は8,300施設に減少へ

 厚生労働省は9月29日、2019年の医療施設調査と病院報告を公表した。病院数が前年に比べ減少する一方、一般診療所は増加し過去最高となった。
 2019年10月現在の病院数は8,300施設で、前年に比べ72施設減少した。病院は減少傾向で、2008年に9千施設を下回った。一方、一般診療所は10万2,616施設で511施設増えた。一般診療所は増加傾向で、2014年に10万施設を超えた。ただ、有床診療所は6,644施設で290施設減少。無床診療所が9万5,972施設で801施設増えた。
 病床数は全体で162万97床。前年より2万1,371床減少した。病院は152万9,215床で1万7,339床減少、一般診療所は9万825床で4,028床減少、歯科診療所は57床で4床減少となった。
 2019年の病院の1日平均在院患者数は123万4,144人で、前年に比べ1.0%減少、1日平均外来患者数は132万4,829人で、0.7%減少である。平均在院日数は27.3日で、前年に比べ0.5日短くなった。このうち「一般病床」は16.0日で0.1日、「療養病床」は135.9日で5.6日短くなっている。

 

全日病ニュース2020年10月15日号 HTML版