全日病ニュース

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ホーム全日病ニュース(2021年)第979回/2021年2月1日号猪口会長が菅首相との意見交換に出席

猪口会長が菅首相との意見交換に出席

左から全日病の猪口会長、看護協会の福井会長、日医の中川会長

猪口会長が菅首相との意見交換に出席

医療提供体制確保のため、さらなる支援を要請

 菅義偉首相と医療関係6団体との意見交換が1月14日に首相官邸において行われた。
 菅首相および田村憲久厚生労働大臣、西村康稔新型コロナ対策担当大臣は、感染が拡大するなかで新型コロナウイルス感染症患者に対応していることに対し、感謝の言葉を述べるとともに、緊急事態宣言下でのさらなる協力を要請した。
 全日病の猪口雄二会長は、新型コロナ患者に対応している病院をサポートする後方支援病院に対して政府の支援を求めるとともに、地域における機能分担が重要になると指摘。「各医療機関が持っている医療資源を結集し、この難局を乗り切らなければならない。全日病2,500超の会員病院が一体となって取り組む」と決意を表明した。
 日本医師会の中川俊男会長は、菅首相に対し、緊急事態宣言を全国に拡大するよう求めるとともに、新型コロナ患者を受け入れる病床の確保に向けて病院団体と対策組織を設置する考えを示した。
 意見交換には、政府から菅首相のほか、田村厚労相、西村大臣が出席。医療界からは、猪口会長のほか、日本医師会の中川俊男会長、日本看護協会の福井トシ子会長、日本病院会の相澤孝夫会長、日本医療法人協会の加納繁照会長、全国医学部長病院長会議の湯澤由紀夫会長が出席した。

 

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