全日病ニュース

当協会の看護師特定行為研修に関するご案内

全日病SQUEeラーニングを受講した看護師特定行為研修の修了者が続々と誕生！

Ｑ１　看護師が特定行為を実施できるようになるための方法は？
　手順書に則って特定行為を行う場合は、特定行為研修を修了することが必要であり、研修の内容は全てに共通して学ぶ「共通科目」250時間と「区分別科目」8 〜 34時間に分かれています。講義、演習、実習、試験によって行われ、「eラーニング」を導入することが可能です。特定行為研修は厚生労働省が指定する指定研修機関、または、指定研修機関と連携する協力施設で行われます。

Ｑ２　「eラーニング」で研修を受講するには？
　当協会では、研修生が遠方へ出向いて研修を受講するのではなく、eラーニングによる講義・演習と所属病院での実習によって研修を修了することを目的としています。各地域の病院がeラーニングを利用する指定研修機関となることで、または指定研修機関と連携する協力施設となることで、看護師が所属する医療機関、訪問看護ステーション等で実習できる仕組みを構築したいと考えています。そのため、2016年４月より、当協会と一般社団法人S-QUE研究会との共同開発により、「特定行為に係る看護師の研修」のeラーニングコンテンツを開発し、多数の医療機関に提供を開始しております。

Ｑ３　オンデマンド研修の概要は？
【講義】講義資料をダウンロード　講義を受講　講義受講後、確認テストを実施　質疑応答
【演習】グループワークによる演習を実施
【科目修了試験】科目ごとに科目修了試験を実施
【受講管理】科目ごとに科目修了試験を実施
●すでにS-QUE院内研修1000’をご利用の病院は、看護師特定行為研修（共通科目分）のeラーニングを無料でご利用いただけます。
●病院単位での契約ですので、全ての看護師の生涯教育の一環として本研修を受講することができます。
●さらに詳細な内容・お問合せは、下記へご連絡下さい。一般社団法人S-QUE（エスキュー）研究会
Tel：0120-128-774　Fax：03-5314-3337
https://s-que.net/

2021年３月現在、全日病SQUEeラーニングを使用する指定研修機関が153指定研修機関になりました。
（2021年３月：272指定研修機関のうち）

【指定研修機関の６割以上が全日病SQUEeラーニングを採用している３つの理由】
①臨場感あふれる映像
全日病SQUE ｅラーニングは、2016年４月の開始以来、指定研修機関の指導者及び受講生延べ4,500人以上に受講いただき、厳しく評価をいただきながら知見と実績を重ねています。講義、演習・実習、テスト問題等は指導者及び受講生のご意見を反映して、毎年リニューアル。講師の顔が見える臨場感あふれる映像で指導者及び受講生の「集合知」としてのeラーニングを配信しています。共通科目（講義192時間、演習・実習・試験58時間：合計250時間）
②共通科目に続いて、21区分別科目全て配信中。eラーニング教材で唯一、すべての領域別パッケージ、「在宅・慢性期領域」「術中麻酔管理領域」「外科術後病棟管理領域」「救急領域」「外科系基本領域」「集中治療領域」を配信中。※2020年度から区分別科目単体での契約も可能です。
③使いやすい。
学習時間の多い看護師特定行為研修では、eラーニングの利便性が重要です。全日病SQUEeラーニングは、
◆講義、演習、実習の１コマの時間が統一され、研修計画の組み立てが簡単
◆看護師特定行為研修のために特別に開発したテストと受講管理のしくみで受講する側、受講管理する側の両視点から「使いやすさ」を考えたeラーニングです。

指定研修機関申請への支援（申請に関するご負担が大幅に軽減）
全日病のeラーニング契約病院に対して、申請書類ひな形の提供や電話、メールによる相談を行っています。実施はS-QUE研究会が行い、困難事例に関しては全日病が対応します。

手順書について
特定行為研修省令で定められた手順書の記載事項を踏まえて、統一した雛形を用い、各医療現場で少し修正を加えれば、あらゆる診療の現場で利用可能な、より標準的な手順書例を作成し、とりまとめた「特定行為に係る手順書例集」を当協会HPに掲載しています。