全日病ニュース
明治維新後の危機を乗り越え、復活
明治維新後の危機を乗り越え、復活
【夏期研修会】「京都の伝統文化と京料理」をテーマに講演
全日病は8月28日、京都府支部(清水鴻一郎支部長)の主催で、夏期研修会を開催した。テーマは、「京都の伝統文化と京料理」。京都の伝統文化については、前京都府知事である山田啓二・京都産業大学法学部教授が、「京都の文化戦略~京都の力の源泉を探る~」と題して講演を行った。京都の伝統文化の一つである京料理については、京懐石・美濃吉の佐竹洋治・調理総支配人が「世界の中の日本料理」と題して、京料理の品々の写真を交えながら、四季折々の料理を紹介した。
山田氏は、兵庫県洲本市が出身地だが、総務省官僚から知事選に出馬し、2002年4月からの第1期から第4期まで知事の役職を担い、全国知事会長にも就任している。山田氏は、日本全体が人口危機を迎える中で、京都が人口急減という「暗い歴史」をいかに乗り切ったかということを語った。京都の危機とは、明治維新にあった。
山田啓二氏
まずは教育に力を入れた。明治2年に日本初の柳池小学校を開校し、年末までに、市内64校を設置した。明治5年には現在の京都府立医科大学である府立療病院が開設される。その後、同志社大学や京都帝国大学も設置される。
文化の交流・発信の場としては、明治4年に京都博覧会を開催。この時の舞踏公演が「都をどり」の始まりとなった。産業では織機などで先進技術を真っ先に取り入れた。明治18年には琵琶湖疏水が起工している(5年後に完成)。
こうした取組みにより、京都は再び活性化した。そして、歴史に彩られた京都の蓄積をもとに、文化・観光政策により、「世界交流首都・京都」を実現させようとしている。「世界交流首都・京都」の3本柱は「世界の文化首都」、「大学のまち」、「価値創造都市」。山田氏は、文化庁が京都に移転すれば、京都は文字通り、文化の都になると述べた。
佐竹氏は、美濃吉10代目当主の次男であり、大学卒業後、南禅寺「瓢亭」で板場修行の道に入り、3年間の勤務を経て、実家の美濃吉本店竹茂楼厨房に入った。
佐竹洋治氏
全日病ニュース2022年9月15日号 HTML版
[1] 夏期研修会の開催について
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[2] 存:J 院内感染対策主管課御中
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