全日病ニュース

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コロナ特例措置の継続を提言

コロナ特例措置の継続を提言

【自民党】新医療体制への移行は段階的に

 自由民主党政務調査会は2月27日、「新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行に向けた提言」をまとめた。コロナが感染症法上5類となる5月8日以降も、診療報酬上の特例措置や病床確保料などの支援を当面、継続するよう提言している。
 提言では、より多くの医療機関でコロナ患者を診る新たな医療提供体制への移行を「段階的に」進める考え方を示した。
 入院医療費について、高額療養費制度や他の疾病との公平性も考慮しつつ、一定の公費支援の継続を検討すべきとした。外来医療については、経口薬などの高額な薬代に当面、自己負担が生じないよう、公費で支援することを提案した。
 入院医療について、診療報酬上の特例措置や病床確保料、感染防止対策のための設備整備の支援、PPE 確保への支援を当面続けるよう求めた。
 外来については、幅広い医療機関がコロナ患者に対応するよう、コロナ患者を診察する意図の有無やその理由などの調査を行うことを提案した。

 

全日病ニュース2023年3月15日号 HTML版

 

 

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