全日病ニュース
合計特殊出生率が1.20に低下し過去最低
合計特殊出生率が1.20に低下し過去最低
【人口動態統計】死亡数は158万人で人口は85万人の減少
厚生労働省は6月5日、2023年人口動態統計月報年計(概数)の概況を公表した。2023年の合計特殊出生率は1.20で2022年の1.26より低下した。出生数は72万7,277人で、死亡数は157万5,936人。この結果、人口は84万8,659人の減少となった。
合計特殊出生率の推移をみると、2006年から上昇傾向が続いていたが、2014年に低下し2015年の再上昇後、2016年からは再び低下している。合計特殊出生率の内訳を母の年齢(5歳階級)別にみると、最も出生率が高いのは30~34歳。都道府県別では沖縄県(1.60)、宮崎県(1.49)、長崎県(1.49)が高く、東京都(0.99)、北海道(1.06)、宮城県(1.07)が低くなっている。東京都の合計特殊出生率は1を下回った。
死亡数は2022年より6,886人増加した。75歳以上の高齢者の死亡数が増加しており、2012年からは全死亡数の7割を超えている。死因別にみると、死因順位の第1位は悪性新生物〈腫瘍〉(全死亡者に占める割合は24.3%)、第2位は心疾患(高血圧性を除く)(同14.7%)、第3位は老衰(同12.1%)となっている。
出生数と死亡数の差である自然増減数は▲84万8,659人で、2022年の▲79万8,291人より減少数が5万368人増えた。減少数は17年連続で増加している。また、自然増減数は、すべての都道府県でマイナスである。
そのほか、死産数は1万5,532胎、婚姻件数は47万4,717組、離婚件数は18万3,808組となっている。
全日病ニュース2024年7月1日号 HTML版
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[1] 介 護 保 険 最 新 情 報 Vol.1003 令和3年8月16日 厚生労働省 ...
https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2021/210818_2.pdf
2021/08/16 ... 票(概況調査)及び主治医意見書の様式の見直しについてお示しし ... に腫瘍性病変があり、かつ、一定の時間的間隔を置いた同一の検査(画像 ...
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[2] はじめに
https://www.ajha.or.jp/voice/pdf/arikata/2007_arikata.pdf
また、老衰など終末期の対応に関して. は、利用者の家族にあらかじめ説明し ... ①施設概況、②医療従事者の終末期医療に関する考え方、. ③外来患者さんの終末期 ...
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[3] 健発0328第13号 令 和 5 年 3 月 2 8 日 公益社団法人全日本 ...
https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2023/230330_2.pdf
2023/03/28 ... ... 概況によると、. 令和元(2019)年度の傷病分類別医科診療医療費 31 ... 老衰、第4位は脳血管疾患、第. 5位は肺炎。 3 令和2(2020)年「患者 ...
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