全日病ニュース

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NHK「クローズアップ現代」が全日病「認知症研修会」を取材・放映

NHK「クローズアップ現代」が
全日病「認知症研修会」を取材・放映

 

 全日病が1月11日・12日に開いた「第2回病院職員のための認知症研修会」がNHK「クローズアップ現代」の取材を受け、2月5日に放映された。
 「病院職員のための認知症研修会」は、看護、リハ、MSW等のスタッフを対象に、プライマリ・ケア検討委員会(丸山泉委員長)が開催している認知症ケアを学ぶ講習会で、昨年の9月に第1回が開かれている。
 この研修会の特徴は、講義とワークショップをベースに、フランス発祥の、あたかも友人や家族であるかのように、病人としてではなく“人間”として接することによって信頼の絆をつくり、周辺症状の改善を引き出すというユマニチュードの考え方を取り入れていることだ。
 第2回研修会には、ユマニチュードを考案したイヴ・ジネスト氏(ジネスト・マレスコッティ研究所長)が出席し、その哲学を述べるとともに、150あるとされるユマニチュード技法の一部を受講者に指導した。
 「クローズアップ現代」は、認知症ケアに苦悩する臨床現場をフォーカスする一方、ケアメソッドとして取り入れた事例として全日病の研修会を取り上げ、「見つめて 触れて語りかけて」と題した30分のレポートにまとめた。
 その中で、「病院職員のための認知症研修会」で披露されたユマニチュードの技法や受講者の感想を紹介するとともに、講師を務めた本田美和子氏(東京医療センター総合内科医長)とイヴ・ジネスト氏に対するインタビューを行なっている。