新着情報

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PHPの脆弱性への対応について
―病院ホームページを訪れる患者さんの安全と信頼を守るために―

会員病院の皆様へ

このたび、ホームページなどの基盤として広く利用されている「PHP」に、重大な脆弱性が公表されました。
悪用された場合、外部からサーバー上で不正なプログラムを実行されるおそれがあり、速やかな確認と対策が必要です。

病院のホームページは、患者さんやご家族、地域の皆様が、診療内容や受診方法などを確認する大切な窓口です。
そのホームページが改ざんされ、誤った情報が掲載されたり、偽サイトへ誘導されて個人情報などをだまし取られたり
することがあってはなりません。病院への信頼を悪用した被害を防ぐことも、私たちの重要な責務です。

今回の問題は、電子カルテそのものの脆弱性を指すものではありません。しかし、PHPはホームページ以外のシステムにも
利用されるため、「電子カルテとは無関係」「ホームページだけの問題」と一律に判断せず、自院の利用状況に応じた確認が必要です。

会員病院の皆様には、ホームページの制作・保守管理業者やサーバー提供事業者に速やかに連絡し、PHPの使用の有無、
今回の脆弱性の影響、修正版の適用状況をご確認ください。ホームページの管理ソフトやプラグインの更新だけで対応済みとせず、
PHP本体への対策が完了していることを確認することが大切です。併せて、不正アクセスや改ざん、不審な外部サイトへの誘導の
有無についても点検を依頼してください。

直ちに対策を完了できない場合には、事業者と相談のうえ、必要に応じて影響する機能やページの一時停止などを検討してください。
その際には、安全な代替ページ等で診療時間や連絡先を案内し、患者さんの受診に支障が生じないよう配慮をお願いいたします。
また、予約・問い合わせ機能や院内の関連システムについても、担当部署と提供事業者による影響確認を進めてください。

対応を委託先に依頼するだけで終わらせず、病院として担当者を定め、対応内容と完了を確認することが重要です。

ホームページの安全も、患者さんの安全と病院への信頼につながっています。全日本病院協会として、会員病院の皆様に、
迅速かつ確実な点検と対策をお願いいたします。

公益社団法人 全日本病院協会
会長 神野 正博