病院支援事業
旧・診療アウトカム評価事業
本事業は平成25年(2013年)4月から「医療の質の評価・公表等推進事業(※注)」に移行いたしました。
※注 厚生労働省補助事業の終了に伴い、事業名称を2020年度より「診療アウトカム評価事業」に変更。
全日本病院協会の「診療アウトカム評価事業」
全日本病院協会では、病院機能を適切なインディケーター(臨床指標)を用いて 評価し、医療サービスの向上を図るため、病院診療アウトカム評価事業を行って います。 現在は41病院が参加しています。本事業では、更に信頼性の高い情報 を得るために、参加協力いただける病院を募っています。 参加協力病院は、あらかじめ定めたイン ディケーターに基づいて診療内容、 治療結果に関するデータを全日病に送付し、全日病では全体の結果とともに、 個々の病院の状況を定期的にフィードバックするもので、これは医療サービス の質向上、効率的な病院経営のためには必須の資料となるものです。
以下の事業概要をご覧の上、全日病までお申し込みください。
1. 事業の目的
病院の自発的参加により、第三者機関(全日本病院協会)に対して 継続的にデータを送付する。第三者機関では多数施設のデータを集約し、 解析後、参加病院に全体のパーフォーマンスと当該病院のパーフォーマンス を明示して、データの還元を行い、参加病院に医療サービスの質改善への インセンティブをもたらす。
2. 収集データ
(1)主要24疾患・処置の患者個票、(2)病院全体の診療内容に関わるデータ (院内感染症、デバイス使用、抑制、転倒・転落など)。
3. データの還元
提供されたデータは集計され、年に4回、全体の統計指標とともに当該病院の 位置付けがあきらかにされた形で参加病院に還元されます。 集計されたデータは統計的に現在の医療水準を示すものとして、第三者機関の 判断により一般に公表されることがありますが、その場合、個々の病院名が わからないように処理・公表されます。
4. 期待される効果
(1)全体の診療水準が明らかになり、インフォームドコンセント を行う際の基本的な資料になります。
(2)自院の診療パーフォーマンスを知ることにより、医療サービスの 質向上のインセンティブとなります。
(3)診療水準や診療費の比較は効率的経営の一助となります。
5. 参加資格
全日本病院協会会員
6. 費用負担
参加費用はかかりません。参加病院内で行うデータ収集、 入力費用は参加病院のご負担でお願いします。
●ご意見・お問い合せは全日本病院協会事務局までお願いします。
TEL : 03-5283-7441 FAX : 03-5283-7444
E-Mail : info@ajha.or.jp