平成26年の医療法改正において、診療に関連する予期しない死亡事例を院内調査すると共に、医療事故調査・支援センターに報告することが義務づけられ、平成27年10月に施行されます。これに対応するために、平成26年7月から、「診療行為に関連した死亡の調査の手法に関する研究」(研究代表者 西澤寛俊)で院内事故調査のガイドラインに関する研究を行いました。
本研修では各病院が院内事故調査を円滑に実施するための考え方と方法を”演習”で習得することを目的としており、グループワークでは各グループで仮想事例について、事情聴取から事故調査報告書の作成までを行います。
院内事故調査体制構築の準備が目的なので、1施設から複数名の参加が望ましいです。
『院内医療事故調査の指針 第2版』等を教材とし、執筆者が講師を務めます。
なお、本研修会は「医療安全管理者養成講習会」(全日本病院協会・日本医療法人協会共催)の継続認定の研修会に該当します。