全日病ニュース
消費税対応分の上乗せ点数決まる
消費税対応分の上乗せ点数決まる
消費税率8％への引上げに伴う診療報酬の対応方法で、中医協の支払側と診療側は意見が対立したが、2月5日の総会で公益委員は「基本診療料への上乗せが妥当であり、個別項目への上乗せは難しい」とする裁定を下し、事務局（厚労省保険局総務課）の方針を採用する考えを表明した。
支払側と診療側はともに公益裁定を了承。消費税率引き上げへの対応問題は、基本診療料に上乗せした事務局案で決着した。以下は、消費税対応分の点数を含む、主要項目の新点数である（別掲）
■消費税率引き上げに伴う対応の主な項目 （括弧内は消費税対応分の点数）
初診料 282点（12点）
再診料 72点（3点）
外来診療料 73点（3点）
一般病棟入院基本料
7対1入院基本料 1,591点（25点）
10対1入院基本料 1,332点（21点）
13対1入院基本料 1,121点（18点）
15対1入院基本料 960点（15点）
療養病棟入院基本料1
入院基本料A 1,810点（41点）
入院基本料B 1,755点（39点）
入院基本料C 1,468点（33点）
入院基本料D 1,412点（32点）
回復期リハビリテーション病棟
（改）入院料1 2,025点（54点）
（改）入院料2 1,811点（50点）
（改）入院料3 1,657点（46点）