全日病ニュース

医務技監に迫井氏、老健局長に間氏、健康局長に大坪氏

　加藤勝信厚生労働大臣は６月27日の会見で、７月４日付発令の幹部人事を発表した。医務技監に迫井正深・前内閣官房内閣審議官（内閣官房副長官補付、新型コロナウイルス等感染症対策推進室長）、老健局長に間隆一郎氏・前大臣官房総括審議官、健康局長は大坪寛子・前大臣官房審議官（医政、精神保健医療担当）が就任した。大島一博厚生労働事務次官や伊原和人保険局長、榎本健太郎医政局長は留任している。
　厚生関係等の他の幹部では、厚生労働審議官に田中誠二・前職業安定局長、大臣官房長は村山誠・前雇用環境・均等局長、医薬・生活衛生局長は城克文・前大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官、社会・援護局長は朝川知昭・前大臣官房審議官（総合政策、年金担当）、政策統括官（総合政策担当）は鹿沼均・前大臣官房付、内閣官房内閣審議官（内閣官房副長官補付、全世代型社会保障構築本部事務局審議官）、政策統括官（統計・情報システム管理、労使関係担当）は森川善樹・前中央労働委員会事務局審議官（審査担当）、大臣官房総括審議官は黒田秀郎・前内閣官房内閣審議官（内閣総務官室）が就任する。
　中村博治・政策統括官（総合政策担当）は内閣官房へ出向し、内閣官房内閣審議官（内閣官房副長官補付、新型コロナウイルス等感染症対策推進室長に就任する。
　迫井医務技監は、東大医学部卒。1992年に厚生省に入り、2012年に老健局老人保健課長、2015年に医政局地域医療計画課長、2016年に保険局医療課長。2021年から内閣府の新型コロナウイルス等感染症対策推進室長。
　間老健局長は、東大法学部卒。1990年に厚生省に入り、2015年に年金局年金課長、2020年に大臣官房審議官（医政、医薬品等産業振興等担当）、2021年に大臣官房審議官（医療介護連携、データヘルス改革等担当）、2022年から大臣官房総括審議官。
　大坪健康局長は、東京慈恵会医科大医学部卒。2008年に厚労省に入り、2018年に内閣官房内閣審議官（内閣府本府日本医療研究開発機構・医療情報基盤担当室次長）。2022年から大臣官房審議官（医政、精神保健医療担当）。