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ホーム全日病ニュース第799回/2013年4月15日号後発医薬品-新たな数量シェア目標...

後発医薬品 - 新たな数量シェア目標は17年度末に60%

後発医薬品 - 新たな数量シェア目標は17年度末に60%

 

 厚労省は4月10日の中医協総会に「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」を報告した。
 ロードマップには、後発品数量シェアの指標を変更し、新たな目標を「2018年3月末までに60%以上を目指す」とした上で、業界団体に供給指針の策定を、すべての後発品メーカーには「安定供給マニュアル」の作成を求めるとともに、ロードマップの達成状況をモニタリングする方針が盛り込まれた。
 07年10月策定の「後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム」は、13年3月末までにシェア30%をめざす(11年9月現在のシェアは22.8%)としていたが、数量シェアを新指標で算定すると前出実績は34.3%となることから、5年間で約2倍に伸ばすことになる。