全日病ニュース

全日病ニュース

病院経営調査の結果を医療課に報告

【全日病】

病院経営調査の結果を医療課に報告

 全日病の猪口雄二副会長と医療保険・診療報酬委員会の津留英智副委員長は、12月1日に厚労省保険局医療課を訪れ、全日病の2015年度病院経営調査報告書を提出した。
 医療法人が圧倒的に多い会員病院の今年5月の収支状況を調べた15 年度病院経営調査は、全体の医業収支率が14年5月の104.6%から99.8%へと4.8ポイントも落ち込み、「医療法人の収支は黒字を維持」とした15年医療経済実態調査とは対照的な結果となった。
 とくに、医業収支率は、1993年の調査開始以来初めて100%を割り込む赤字となった。
 猪口副会長と津留副委員長は、宮嵜雅則医療課長に調査結果の内容を詳しく説明した上で、16年度改定においては前改定の再現を回避すべきと訴えた。