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厚労省
組織改正で医療介護連携を強化。老健局長に初の医系技官を起用

　厚生労働省は7月9日付で厚生労働省組織令の一部を改正する政令を公布、「医療介護連携」「医政」「医薬品等産業振興、国際医療展開」をそれぞれ専任で担当する大臣官房審議官の設置、保険局に医療介護連携政策課の設置、医政局の指導課を地域医療計画課にあらためる、などの組織改正を行なった。
　厚生労働省は、また、7月11日付、14日付で幹部級の人事異動を発令した。医政局長に事務官の二川一男氏が、老健局長には初めて医系技官の三浦公嗣氏が就いた。
　医政局の地域医療計画課（旧指導課）は医療計画、医師確保対策など地域医療関係の施策に特化、医療法人の関係は医療経営支援課に移管される（1面に関連記事）。

■主な幹部の異動
△厚生労働審議官　原　勝則△大臣官房長　蒲浦基道
【大臣官房審議官】
△医政担当（新設）　福島靖正△医薬品等産業振興、国際医療展開担当（新設）　飯田圭哉△医療介護連携担当（新設）　吉田　学
【医政局】
△医政局長　二川一男△地域医療計画課長（旧指導課長）　北波　孝△医療経営支援課長（旧国立病院課長）　佐藤美幸　
【健康局】
△健康局長　新村和哉△がん対策・健康増進課長　正林督章△結核感染症課長　井上　肇
【医薬食品局】
△医薬食品局長　神田裕二
【社会・援護局】 △社会・援護局長鈴木俊彦
【老健局】 △老健局長　三浦公嗣△高齢者支援課長　辺見　聰△振興課長　高橋謙司
【保険局】
△保険局長　唐澤　剛△高齢者医療課長　藤原朋子△医療介護連携政策課長（新設）　渡辺由美子△医療課長　宮碕雅則
【政策統括官】 △政策統括官（社会保障担当）　今別府敏雄△参事官（社会保障担当参事官室長併任）　梶尾雅宏