全日病ニュース

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医師・看護師・リハ職員の確保、偏在解消、定着化へ検討会

医師・看護師・リハ職員の確保、偏在解消、定着化へ検討会

 厚労省は、医師など医療従事者の需給と確保について中長期的な展望を議論する検討会を年内に立ち上げる。8月27日の「地域医療構想策定ガイドライン等に関する検討会」で明らかにされた。
 検討会の設置は6月10日の経済財政諮問会議で塩崎厚生労働大臣が表明かつ公約としたもの。
 病床機能報告制度によるアップツーデートな現状把握、地域医療構想というエビデンスに支えられた長期目標、医療費目標を盛り込んだ医療費適正化計画など、地域単位で医療資源と費用の見える化が進む中、人材に関しても、職種間連携による影響を踏まえた需給見通しを立てたり、配置・分布のデータベースを確立していくなど、機能分化と連携が進む中で見える化を進めつつ確保と偏在解消と定着化の対策を打ちたてることが検討会の目的となる。
 検討の対象は基本的には医師、看護師、OT・PTなどのリハスタッフとなる。事務局は医政局医事課が担当する。