全日病ニュース

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医師の働き方改革で要望書を提出

医師の働き方改革で要望書を提出

 四病院団体協議会と日本医師会、全国有床診療所連絡協議会は3月18日、後藤茂之厚生労働大臣に、医師の働き方改革に関する要望書を提出した。特に、宿日直許可基準の緩和を求める内容となっている。
 医師への時間外労働規制が2024年度から実施される予定の中で、大学病院などからの医師の派遣先の病院で宿日直許可が得られなければ、医師の引揚げが起こりかねない。しかし、現状の宿日直許可基準は厳しく、地域により対応も異なるという問題がある。
 このため、要望書では以下のような項目をあげて、緩和を求めた。
 ◇睡眠時間が不十分な日が月に5日以内であれば認める◇救急等が発生しても、平日の労働時間と比べ、一定割合以内なら認める◇分娩機関での対応が月8~ 12件程度であれば認める─など。あわせて、「宿直は月8回、日直は月4回まで認める」、「派遣元と派遣先の宿日直回数を分ける」、「連日の宿日直を認める」ことなども訴えた。

 

全日病ニュース2022年4月15日号 HTML版

 

 

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  • [1] 2022.3.1 No.1004

    2022/03/01 ... 中医協総会が2月9日に、後藤茂之. 厚生労働大臣に2022年度診療報酬改定. を答申したことを受けて開催された日. 本医師会・四病院団体協議会の会見で.

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