全日病ニュース

ベトナム人看護補助者のブイ・ミン・ラムさん

介護技能実習生(元全日病)が介護福祉士国家試験に合格！

【外国人材受入事業会議】「高度人材育成コース」出身者で初の国試合格

　2019年12月に来日し、医療法人社団永生会　永生病院（東京都）で技能実習３年間を優良に修了した、ベトナム人のブイ・ミン・ラムさん（現在は特定技能のビザで同法人にて就労中）が、今年１月に開催された介護福祉士国家試験に見事合格した。同試験の受験には、36か月以上の実務経験と介護福祉士実務者研修の修了が義務付けられている中、来日から４年目で最短での合格となった。
　今回の合格について同法人看護部担当者は、「ラムさんは来日当初から短中長期的な目標を明確に持ち、新型コロナ禍によるイレギュラーな環境にも決して負けなかった。ラムさんの合格は、今後の外国人職員のモデルケースとなる」と、国家試験の合格を称えた。ラムさんは、全日病外国人材受入事業会議が注力する「高度人材育成コース」出身者で、初めての国家試験合格者となった。
　同事業会議（担当役員 山本登）では、今後も優秀な人材を会員へ提供し、他との差別化を図り、高度人材育成コースに傾注していく予定である。