全日病ニュース

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2017年 新年のご挨拶

2017年 新年のご挨拶

副会長 猪口雄二

 あけましておめでとうございます。
 昨今、医療の状況は極めて厳しいものとなっています。
 平成30年4月に向けて、診療報酬・介護報酬同時改定、医療計画の見直し、医療法改正、療養病床廃止問題等が、多方面で結論形成されていきます。本年協議され結論が出る、さらに法改正がなされるものには枚挙の暇がありません。まさに将来の医療界のあり方を決定する一年でしょう。
 全日病会員は、一団結してこの難問、難題を乗り越えましょう。

副会長 安藤高朗

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年は診療報酬改定に始まり、地域医療構想策定や療養病床の議論など、非常に多岐にわたる変化の年でありました。そしてこの変化の流れは、2018年の診療報酬・介護報酬同時改定、さらには2025年まで続いていきます。
 今年は酉年、商売繁盛の年です。急性期、回復期、慢性期そして在宅、介護福祉まで、医療機関を取り巻く環境が目まぐるしく変化する中、全日本病院協会は西澤寬俊会長のもと、「頼れる全日病」「提言する全日病」「戦う全日病」として会員病院の皆様方の経営が良くなり、医療の質も向上していけるよう様々な取り組みを行う所存です。
 厳しい環境は同時に大改革のチャンスでもあります。全日病の力を結集して、総力戦で乗り切っていきましょう!

副会長 神野正博

 2018年の診療報酬・介護保険報酬ダブル改定、地域医療構想を含む医療計画・介護保険事業計画改定、療養病床の見直しなど、大変革前夜の年である。加えて、英国のEU離脱、米国トランプ政権誕生など、「世の正しさpoliticalcorrectness」ではなく、自己中心の価値観も跋扈する。大変革前夜に我々こそ当事者意識を持ちながらも、利己に走ることなく国民の厚生のための医療や介護のあるべき姿を議論できる年にしたいものだ。

副会長 織田正道

 明けましておめでとうございます。
 昨年は、厚生労働省「地域医療構想に関するワーキンググループ」の構成員となり、民間の中小病院の立場から意見を言わせていただきました。今後、各都道府県で調整会議、さらに各構想区域ではその分科会が進んでいきます。各病院はそこでの議論や情報を必ず確認し、地域医療の中での自院の立ち位置を常に考え、生き残り戦略を練ることが重要となります。今、医療機関を取り巻く環境は激動の中にありますが、会員病院の皆さんと共に、この時代を乗り切って参りたいと思います。

副会長 美原 盤

 明けましておめでとうございます。
 今、地域医療構想はもちろん、看護師特定行為、事故調、専門医制度、また来年に控えた診療・介護報酬同時改定など、病院運営には課題が山積しております。これらの制度設計に対し病院経営の視点に立って関わって行くこと、そして病院経営者が適切に対応できるように様々な活動を実践することが、全日病の果たすべき役割と認識しております。そのために、副会長として何をなすべきかを考え、努力する所存です。  どうぞよろしくお願いいたします。

 

全日病ニュース2017年1月1日・15日合併号 HTML版