全日病ニュース

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外国人材の受け入れについて

外国人材の受け入れについて

【外国人材受入事業】外国人材受入事業担当役員 山本登

 今回、ベトナムのホーチミンから人材送出機関のTOCONTAP(トコンタップ)フォン会長、ティン渉外部長をお招きし、介護技能実習生の教育方針、現に日本で就労している介護技能実習生からの意見などについて動画を介し紹介された。
 日本側は、当会の外国人材受入事業の山本担当役員が総論的に外国人材受入れの概要、ベトナム、ミャンマーにおける募集採用セミナーの結果、現在ベトナムで介護技能実習候補生として勉強中の実習生紹介、今後の事業展開等を説明。同事業の須田構成員、大田構成員からは自施設での外国人材受入れの経験を踏まえた課題等の説明があった。
 今回のシンポジウムは、介護技能実習生をスムーズに受け入れるポイントとして、「病院における担当者(部門)をしっかりと決めることの大切さ」を訴えるものであった。現に介護技能実習生の受入れが決まっている病院では、介護技能実習生のためにベトナム人通訳を配し受入れ準備をしている病院もあって、今後の受入れ体制に参考になる話もあり有意義なシンポジウムであった。

・座 長:山本登(全日本病院協会 外国人材受入事業 担当役員)
 テーマ:外国人材の受入れについて
・演 者:大田泰正(全日本病院協会外国人材受入事業 構成員)
 テーマ:病院における外国人材の受入れ実態
・演 者:須田雅人(全日本病院協会外国人材受入事業 構成員)
 テーマ:外国人技能実習制度 介護全日病バージョン
・演 者:M r . V U D U C T H I N H(TOCONTAP 渉外部長)
 テーマ:これまでの異業種の技能実習生の事故症例・エピソード・介護技能実習生の日本語教育等について

 

全日病ニュース2019年11月15日号 HTML版