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厚生労働大臣に後藤茂之氏

　岸田文雄氏を総理大臣とする内閣が４日に発足し、後藤茂之氏が厚生労働大臣に任命された。旧大蔵省出身の後藤氏は、衆院長野４区選出で当選６回。自民党では厚生労働部会長や政務調査会会長代理、国会では衆院厚生労働委員会委員長や同委員会筆頭理事など厚生労働関係の要職を務めてきた。
　就任にあたって記者クラブで、「厚生労働行政は多岐にわたり、国民の命と暮らしを守っていくために重要な政策課題がたくさんあり、身の引き締まる思いだ。まず新型コロナ対策が本当に重要な課題であり、全力を傾ける。また社会保障制度改革も全世代型社会保障ということで取り組んできたが、しっかりと検討を続けていく」と抱負を述べた。
　また、１日付け人事で、厚生労働事務次官に吉田学・内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長が就任し、迫井正深・同室次長が同室室長に昇格した。