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ホーム全日病ニュース(2023年)第1039回/2023年9月1日号在宅療養指導管理料の取扱い明示し議論

在宅療養指導管理料の取扱い明示し議論

在宅療養指導管理料の取扱い明示し議論

【中医協総会】ペグセタコプランは注入ポンプ加算を算定

 中医協総会(小塩隆士会長)は8月23日、在宅自己注射指導管理料の対象薬剤の追加に関する取扱いを了承した。「在宅自己注射指導管理料の対象薬剤」と「保険医が投薬することができる注射薬の対象薬剤」は原則、薬価収載の時期に、中医協で追加の是非を議論している。その際、在宅療養指導管理材料加算の取扱いは明確にしていなかった。今後は、学会の要望書の中に、要望・理由を記載し、在宅療養指導管理材料加算の取扱いも、中医協で明示して議論し、決めることにする。
 これを受け、同日、在宅自己注射指導管理料の対象薬剤として、効能・効果が発作性夜間ヘモグロビン尿症であるペグセタコプラン(販売名:エムパベリ皮下注1,080mg)が了承された。その際に、必要な在宅療養指導管理材料加算として、注入ポンプ加算を算定できることも了承した。
 ペグセタコプランは週2回、シリンジポンプを用いて、注入部位が1か所の場合、約30~ 60分(2か所では15~30分)かけて患者に注入される。

 

全日病ニュース2023年9月1日号 HTML版

 

 

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