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ホーム全日病ニュース第800回/2013年5月1日号病院管理士資格に更新制を導入...

<全日病>病院管理士資格に更新制を導入

<全日病>
病院管理士資格に更新制を導入

 医療従事者委員会(大橋正實委員長)は、病院事務長研修コースを修了して評価試験に合格した受講者を病院管理士に認定する制度に、資格更新を導入することを決めた。2013年度から実施する。資格認定期間は5年である。
 その間に、①全日本病院学会もしくは病院事務長研修のフォローアップ研修に2回以上参加する、②全日本病院学会もしくは病院事務長研修のフォローアップ研修で演題発表または共同発表を1回以上行なう、という条件のいずれかに該当すれば認定証が再発行される。
 更新制の導入にともない、医療従事者委員会は、原則として現在の病院管理士に全員、所定の確認書の提出を得て、認定証を再発行する。
 病院事務長研修コースは2013年度で12年目を迎える。1年の間につごう19日間(全8単位)受ける病院事務長研修コースには厳格な受講要件がある上、研修の最後に課す総合テストと自院経営計画の発表が特徴。毎年の申し込みは定員を大きく上回る人気講座だ。
 病院管理士も427 名に達している。OB間でメーリングリストや勉強会が組まれるなど熱心な交流が続き、事務職幹部として仕事の幅を広げ、理事長・院長から大きな信頼を得るなど、会員院病院からの期待がますます高まっている。