全日病ニュース

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2023年 新年のご挨拶

2023年 新年のご挨拶

全日本病院協会 副会長

副会長 織田正道

 明けましておめでとうございます。
 現在、第8次医療計画に向けて、新興感染症を含む5疾病・6事業の議論と共に、地域医療構想及び医師確保計画、外来機能報告、在宅医療及び医療・介護連携など広範囲に及ぶ検討が行われています。かなり細かい内容になっていますので、会員病院にとって重要と考えられる点を取り上げ、各都道府県で策定されるこれからの1年間、全日病ニュースや研修会を開催しお伝えして参りたいと思います。
 さて、ウィズコロナから、ポストコロナに向けての動きが始まりました。大きく社会が変化する中ではありますが、会員の皆様と共に、希望に満ちた一年になりますことを祈念して、年頭のご挨拶といたします。

副会長 美原 盤

 明けましておめでとうございます。
 地域医療構想、地域包括ケア、働き方改革、そしてコロナ対策…。様々な課題に対し対応を迫られる中、新しい年を迎えることになりました。病院運営は本当に厳しいものだと実感する今日この頃です。
 このような状況下だからこそ、会員病院は一致協力、それぞれの病院が機能を向上、地域に貢献することを目指さなければならないと認識しております。そのために全日病として何ができるのかを考えています。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

副会長 神野正博

 新年明けましておめでとうございます。
 毎年毎年、診療報酬改定や制度改革対応で忙殺される。2040年の社会構造の変化に対応すること、すなわち、人が少なくなってもよい暮らしができる社会を作る必要性に関しては、国もわれわれ病院も共通認識だ。その上で、何をもって解決策とするかは同床異夢かもしれないし、余計なお世話は不要だ。
 人間は進歩か退歩かのいずれかであって、その中間はないと言われている。現状維持と思うのは、実は退歩している証拠である。進歩のために五感を研ぎ澄ませて社会の変化を感じよう、いいことに感動し、正しくないことに憤りを覚えよう。それが、病院運営の「基本のき」ではないだろうか。

副会長 安藤高夫

 新年あけましておめでとうございます。
 今年は2024年に実施される医療・介護・障害のトリプル改定、そして医師の働き方改革への準備の最終年です。ガス・電気・物価高騰等や「かかりつけ医」に関する議論など、懸念事項は数多くありますが、全日本病院協会は猪口雄二会長のもと、「頼れる全日病」「提言する全日病」「戦う全日病」として、コロナ禍においても患者様のために医療を続けている会員病院の皆様のための取組みを行って参ります。
 引き続き日本の医療・介護を支える病院の皆様方の「現場の声」を各所にしっかりと届けるとともに、日本医師会や介護団体等と連携し、医療政策や社会保障政策に全力で取り組んでいくことを改めて決意しているところです。本年もご指導のほど宜しくお願いします。

副会長 中村康彦

 明けましておめでとうございます。
 昨年も新型コロナウイルスにより、窮屈な生活を強いられた一年でした。
 また世界情勢などによる石炭や液化天然ガスの高騰、止まらぬ円安の影響により、電気代等の光熱費が例年の約4割増となるなど、病院経営において非常に厳しい状況が続いております。本年は2024年に開始される「医師等の働き方改革」に向け最終段階の準備にあたる年となります。更なるタスクシフト・タスクシェアの推進や負担軽減を実現しなければなりません。皆さまと情報を共有し体制の強化を図って参りたいと思います。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

全日病ニュース2023年1月1・15日合併号 HTML版

 

 

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