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日医・四病協:田村大臣に合同提言を提出
日医・四病協
田村大臣に合同提言を提出
「提言の病床機能区分にもとづいた報告制度が望ましい」と進言
日本医師会と四病院団体協議会は8月19日に田村憲久厚生労働大臣と面会。
日医と四病協が一体となってまとめた提言「医療提供体制のあり方」を手渡すとともに、「今後の改革では提言にそった医療・介護提供体制の構築がなされるべきである」と進言した。
田村大臣に面会したのは、横倉義武日医会長、西澤寛俊全日病会長、堺常雄日病会長、加納繁照医法協会長代行。
日医と四病協が8月8日に発表した合同提言(8月15日号を参照)は、「社会保障と税一体改革」および社会保険制度改革国民会議が示した医療・介護提供体制の見直し案に対して、医療提供側が考える医療提供体制再構築の考え方を示している。
田村大臣は「医療・介護の再編では病床の分け方をどうするかが重要な問題となっている。これについては、これからも皆さんのご意見をいただきながら考えてまいりたい」と語るなど、医療提供側の意見を尊重しながら施策立案に臨んでいく姿勢を示した。