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保険局長に濵谷浩樹・子ども家庭局長が就任

【厚労省人事】鈴木医務技監、吉田医政局長らは留任

　厚生労働省は７月２日、９日付発令の幹部人事（局長級以上）を発表した。鈴木俊彦・厚生労働事務次官は留任。保険局長には濵谷浩樹・前子ども家庭局長が就任し、医薬・生活衛生局長には樽見英樹・前保険局長、年金局長には高橋俊之・前大臣官房年金管理審議官が就いた。厚生労働審議官には、土屋喜久・前職業安定局長が、大臣官房長には土生栄二・前大臣官房総括審議官が就任した。
　健康局長には宮嵜雅則・前大臣官房生活衛生・食品安全審議官、職業安定局長には小林洋司・前雇用環境・均等局長が就任した。雇用環境・均等局長には、藤澤勝博・前政策統括官（総合政策、統計・情報政策、政策評価担当）、子ども家庭局長には渡辺由美子・前大臣官房審議官（医療保険担当）、人材開発統括官には定塚由美子・前大臣官房長が就任した。
　政策統括官の「総合政策担当」には伊原和人・前大臣官房審議官（総合政策（社会保障）担当）、「統計・情報政策、政策評価担当」には鈴木英二郎・前国土交通省大臣官房審議官（土地・建設産業局担当）が就任した。
　根本匠厚生労働大臣は２日の閣議後会見で、「女性の登用については、引き続き３名を本省局長級のポストに登用する」と述べた。渡辺氏、定塚氏、吉本氏の３名が女性だ。
　大臣官房総括審議官は田中誠二・前大臣官房審議官（労働条件政策、賃金担当）。大臣官房総括審議官（国際担当）は佐原康之・前大臣官房審議官（危機管理、科学技術・イノベーション、国際調整、がん対策担当）。中央労働委員会事務局長は吉本明子・前人材開発統括官が就任した。
　鈴木康裕医務技監、吉田学医政局長は留任。宮川晃・前厚生労働審議官、宇都宮啓・前健康局長、宮本真司・前医薬・生活衛生局長、苧谷秀信・前中央労働委員会事務局長は辞職となった。
　そのほか、医療・介護関連の主要な新任課長は以下のとおり。
　大臣官房厚生科学課長に佐々木昌弘・前健康局がん・疾病対策課長、医政局総務課長に佐々木裕介・前国立病院機構本部企画経営部長、医政局経済課長に林俊宏・前日本年金機構本部刷新プロジェクト推進室長、老健局介護保険計画課長に山口髙志・前内閣府大臣官房参事官、老健局高齢者支援課長に齋藤良太・前国土交通省道路局総務課高速道路経営管理室長、保険局総務課長に宮崎敦文・前保険局医療介護連携政策課長、保険局保険課長に姫野泰啓・大臣官房付、保険局国民健康保険課長に熊木正人・前内閣官房内閣参事官、保険局医療介護連携政策課長に山下護・前大臣官房総務課企画官、保険局調査課長に仲津留隆・前保険局調査課数理企画官。