全日病ニュース

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来年の全日病学会は浜松で開催

来年の全日病学会は浜松で開催

 岡山学会は8月22日の夕刻にすべてのプログラムを終え、閉会式を行った。
 岡山学会は、新型コロナウイルスの感染拡大により、開催1週間前にハイブリッド方式から完全WEB開催に変更した。佐能学会長は、学会が無事開催されたことに対し、全日病会員病院の協力に感謝するとともに、学会の発表から学び、病院の発展に役立ててほしいと呼びかけた。岡山学会のプログラムは、10月8日までオンデマンドで配信される。
 来年の全日病学会in静岡は、10月1・2日に『ポストコロナ時代を生きる』をテーマに浜松市で開催される。メッセージを寄せた土田博和学会長は、「若い人の立場を尊重した企画やアイデアを盛り込みたい」と述べた。

全日病雑誌優秀演題を表彰
 全日病雑誌優秀演題の発表が21日に行われた。昨年度は学会開催が延期となった関係で会員病院から論文を募集し、投稿された論文の中から1題を選んだ。また、愛知学会の発表演題から3題を選び、計4題を表彰した。
【最優秀演題】
『病院救急車により慢性期病院の救急受入が増加し、急慢連携が加速する』
 医療法人社団永生会 南多摩病院
 益子邦洋
『コロナ禍の面会制限に対するオンライン面会の導入によるストレス緩和の検証の試み』
 医療法人社団仁生会 甲南病院
 山本 寛
【優秀演題】
『病棟クラークの診療報酬請求精度能力向上の取り組み』
 飯塚病院 松田加奈子
『服用薬のスコア化~MRCIスコアを活用して~』 医療法人鉄友会
 宇野病院 診療技術部 柴田理恵

 

全日病ニュース2021年9月15日号 HTML版