全日病ニュース

新たな選定療養の提案に72件、医科は20件

　厚生労働省は10月20日の中医協総会（小塩隆士会長）に、選定療養に導入すべき事例等に関する提案・意見募集の結果を報告した。寄せられた意見は105件。新たな選定療養の提案が72件（医科20件、歯科19件、その他33件）、既存の選定療養の見直しの提案が32件、療養の給付と直接関係ないサービス等に関する意見が１件だった。
　なお、選定療養は現在11類型が定められている。差額ベッドや予約診療、大病院の初再診の定額負担、180日超の入院などがある。
　新たな選定療養の医科の提案では、「生殖補助医療を行う患者の感染症検査」、「リハビリの対象外の患者へのリハビリテーション」、「算定回数を超えての栄養指導」、「在宅医療における医療材料の支給」などがある。