全日病ニュース

研修会の効率的な実施を検討課題に

【常任理事会】

　４月21日の常任理事会では、猪口雄二会長が研修会の状況について資料をもとに説明した上で、研修会の効率的な実施にむけて検討を求めた。
　資料には、全日病が実施している各種研修会を記載。診療報酬改定説明会や補助金を受けて実施しているものなど全日病として実施しなければならない研修会に印をつけて示すとともに、各研修会の定員と参加人数、収支状況を記載している。実施しなければならない研修会は、個人情報保護や医療安全、医療事故調査制度、認知症対応研修、看護師特定行為研修などが含まれる。
　研修会全体の収支は、3,900万円の黒字となっているが、補助金や厚生会の協賛金などを差し引くと1,000万円程度となる。これには事務局員の人件費は含まれていないため、効率的な運営が求められる状況にある。
　猪口会長は、資料をもとに現状を確認した上で、「各委員会において、来期に向けて効率的な実施方法を検討してほしい」と述べた。この日は、資料の説明にとどまり、実質的な討議は次の機会とした。