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地域包括ケア病棟協会がオブザーバ参加

【日病協・代表者会議】日本リハ病院・施設協会は加入へ

　日本病院団体協議会は８月18日、日本慢性期医療協会の推薦で日病協への加入を希望している地域包括ケア病棟協会（仲井培雄会長）のオブザーバ参加を、期限は設定せずに認めることを了承した。正式加入は決定していないが、次期診療報酬改定の議論で、地域包括ケア病棟の取扱いが重要課題になっていることから、同協会の意見も参考にして、日病協としての考えをまとめていく意向だ。
　地域包括ケア病棟については、急性期からの受入れ（ポストアキュート）、在宅等からの緊急時の受入れ（サブアキュート）で、診療報酬の評価を分けることが検討されている。しかし同日の代表者会議では、評価を分けるには慎重な議論が必要との認識で一致。2016年度改定の調査結果を見極めて判断すべきとの意見が多かった。2016年度改定で手術・麻酔が包括外になったことの変化も確認し、地域包括ケア病棟の実態を把握する。
　また、オブザーバで３カ月間参加していた日本リハビリテーション病院・施設協会（栗原正紀会長）の日病協加入を了承した。そのほか、次期診療報酬改定に対する第２回目の要望内容も議論した。