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ホーム全日病ニュース(2022年)第1020回/2022年11月1日号「ポストコロナ時代を生きる」をテーマに静岡学会

「ポストコロナ時代を生きる」をテーマに静岡学会

「ポストコロナ時代を生きる」をテーマに静岡学会

【第63回全日本病院学会in静岡】医療をめぐる多くの課題が浮き彫りに

 「第63回全日本病院学会in静岡」(土田博和学会長)は前号既報の通り、10月1・2日の両日に、「ポストコロナ時代を生きる」をテーマに開催された。3年ぶりの現地開催となった静岡学会では、ポストコロナを見据え、医療をめぐるさまざまな課題に目が向けられ、活発な議論が行われた。この2年間、コロナに翻弄されてきた。しかし、コロナなしでも、医療に多くの課題が生じていることが浮き彫りになった。
 静岡学会では、多彩なプログラムが準備された。本号では、1~4面で学会企画の記事を掲載する。
 1日目は、松本吉郎・日本医師会会長が医師会の役割、福島靖正・厚生労働省医務技監が政府のコロナ対応、土田学会長が未来の医療の姿などに関し、講演を行った。フリーアナウンサーの笠井信輔氏は「今!患者用病室Wi-Fiを開設しなければならない理由」を訴えた。
 シンポジウムでは、「ポストコロナ時代の病院経営」、「どうする?データヘルス集中改革」について、演者が発表を行った。病院がポストコロナを生き抜くための、さまざまなアイデアが披歴された。特別企画では、静岡を代表する医療産業の最先端の状況を報告する「未来は今」をテーマとした発表があった。
 2日目は、「ポストコロナ時代の地域医療構想」、「ポストコロナ時代のタスクシフト」をテーマとしたシンポジウムが行われた。どちらも、コロナのあるなしにかかわらず、解決しなければならない課題だ。
 「プラネタリーヘルスからみた地方の医療機関の可能性」と題した講演では、山間部の統合医療を活用した地域医療の取組みが紹介された。市民公開講座「しぞーかルネッサンス」では、静岡ならではの町おこしの取組みや大井川鐵道の挑戦が語られた。

 

全日病ニュース2022年11月1日号 HTML版

 

 

全日病サイト内の関連情報
  • [1] 2022.9.1 No.1016

    www.ajha.or.jp › news › backnumber › pdf

    「プラネタリーヘルスからみた. 地方の医療機関の可能性」. 山本竜隆. 委員会企画 13. 13︰30 〜 15︰00. 医療保険・診療報酬委員会.

  • [2] 新型コロナウイルスに関する情報 | 公益社団法人全日本病院協会

    www.ajha.or.jp › topics › novel_coronavirus

    全日病(公益社団法人全日本病院協会)の医療体制・病院運営・教育研修・最新医療行政に関する情報サイト。各情報を「全日病について」「主張・要望・調査報告」「教育

  • [3] コロナの教訓を踏まえた地域医療連携や医師の働き方の議論を ...

    www.ajha.or.jp › news › pickup › news05

    全日病ニュース · コロナの教訓を踏まえた地域医療連携や医師の働き方の議論を「現地」で行いたい · [1] 全日本病院協会 医療行政情報 http://www.ajha. · [2] ...

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