全日病ニュース

全日病学会を来年10月の広島学会につなげる

　第63回全日本病院学会in静岡は10月２日の夕刻に、すべてのプログラムを終え、閉会式が行われた。
　土田学会長は、実務を取り仕切った実行委員長の甲賀啓介氏（コミュニティーホスピタル甲賀病院院長）をはじめ関係者に謝辞を述べるとともに、静岡学会の参加者数を報告した。参加者数は2,426人。内訳は、事前参加登録が1,192人、当日登録が423人、講師や学会スタッフなどその他が811人となっている。
　その後、猪口雄二・全日病会長が、来年10月に開催する予定の第64回全日本病院学会in広島を主催する大田泰正学会長に、「学会旗」を手渡した。
　広島学会は、来年10月14・15日に広島コンベンションホールなどで開催する。学会テーマは「未来の子どもたちへ ～脱高齢ニッポン！～」。

岡山学会の優秀論文を表彰
【最優秀論文】
「機械学習を用いた転倒要因の同定と転倒確率の予測‐ 転倒アセスメントデータの分析‐」
医療法人社団　富山西総合病院看護部（筆頭著者・八﨑小緒里氏）
【優秀論文】
「マイクロソフトパワーBIによるダッシュボードでデータドリブン経営に挑戦」
社会医療法人石川記念会HITO 病院 DX 推進室（筆頭著者：佐伯潤氏）
「急性期病院における地域包括ケア病棟転入時の行動制限の現状と課題‐カンファレンスの記録から‐」
社会医療法人禎心会　札幌禎心会病院看護部（筆頭著者・石川琴音氏）