全日病ニュース

「介護」の外国人受入れで法案成立

　外国人技能実習生制度の適正化を図るための「外国人の技能実習の適正な実習及び技能実習生の保護に関する法案」と、在留資格に「介護」を新設する「出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法案」が、11月18日の参議院本会議で可決され、成立した。施行日は、１年以内に政令で定める日。
　技能実習適正化法では、外国人技能実習機構を新設するなどして、外国人技能実習生の受入れ先の監督を強化する。法律事項ではないが、技能実習の対象職種に「介護」を加える。全日病は監理団体となることを検討している。
　入管法改正法では、介護福祉士の資格を有する外国人に係る在留資格を設ける。